ああ無念…
- syoukai Kunoichi
- 2022年7月24日
- 読了時間: 3分
善人長屋第三話「抜けずの刀」にて、川島鈴遥さんがお道役で死体役を演じました。
本放送の時は、ご本人は別作品の宣伝でラジオ出演されていたみたいですが、納得いくかもしれません。
約45分のドラマの中、ほとんど「死体役」として出演されております。名有りのキャストとしては、結構勿体ない起用法のような気も致しますが、恐らく「死に顔」か「死ぬ演技」のうまさを買われてキャストとして出演されたのだと思います。
それでは、放送時間順に出演シーンを見てみましょう。
ドラマ冒頭、初めて出てきた瞬間です この時点でもう死んでます(なお、マダOPタイトルが流れる前です)
目開けのアップ 呼びかけの揺さぶりにも動じず、しっかり死体役を演じております
そっと目を閉じてもらいます。
ここで注目してもらいたいのは「涙を流しているところです」
これが台本の演出なのか、本人から自然にでたものか(感情からか目開けの限界でポロリ流したか)わかりませんが、胸が締め付けられました。「死」にというものに対して、すごく彼女に感情移入できます
このあと、少しするとOPタイトルが入ります
OPタイトル直後から、また死体役を演じます
死体役を演じてる横で、絶命した理由などを語ります。
一度別シーンを挟み、もう一度
会話の中のシーンでも
回想シーンの一コマ よく見ると目開け絶命です。目閉じ前だったのでしょう
別角度からの目開け絶命シーン その直後は…
目閉じです
再び回想シーンでの目開けです おそらく予告編の目開けシーンと同じ色味かと
ここからは貴重な生きてる時のシーンを
個人的に、この時の袖の扱いがすきです。お高くとまってる女の子って感じがして…
残念ですが、ここで犯人に斬られるシーンになります
刀を向けられて、動けなくなり…
斬られてしまいました…
このあと演出上可哀そうですが、5回ほどブスリブスリと、強い恨みをもって刺されてしまう演出があります。この一太刀で絶命してるようですが、可哀そうな最期を魅せるためには仕方がないのかと。
全てが終わった後、また目開け絶命のシーンが入ります。あのシーンを見た後に彼女に顔を見るのは、胸が…
もうこれで出演シーンは以上かな…と思ったら
番屋というところに、運ばれてるシーンが
これを最後におしまいです。
川島さんの終始、胸を締め付けられる死体役の演技でしたね。
私は、「悪い子ちゃんが悪い子ちゃんのまま成敗」されて「絶命した姿を見せる」のが一番好きなので、こういう「可哀そうな絶命」はみてると悲しくなります。
そんななか川島さんは、立派に死体役を熱演なされたので、ぜひ皆さんもご覧になってください。NHKオンデマンドで公開されております。
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